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それについて、謝罪いたします。 

今回は、政治家の言葉にありそうな一文について考察します。

それって謝ってるの?

小さいころ、悪いことをしたらちゃんと謝るようにって言われましたよね。
 
小学生くらいの頃でしょうか。

テレビの中の偉そうな人が「謝罪します」と言いながら、
最後まで「ごめんなさい」と言わないことを、不思議に思っていました。
 
謝罪しますって言葉だけで、謝っていることになるんでしょうか。

謝罪とごめんなさい

謝罪とは、罪や過ちをわびること、とあります。
そして、ごめんなさいすみませんは、お詫びの言葉、とあります。
 
うーん……解釈が難しい。
 
これと同じタイプが、感謝しますありがとう
前に、漢語と和語のイメージの違いを書きました(たぶん)。
 
漢語はちょっとかしこまっていて、和語はやわらかな感じ。
 
ビジネスや公式な場所では「感謝します」で、
気の置けない間柄は「ありがとう」がしっくりくる……と考えると、
 
政治家の謝罪いたしますは、お詫びの言葉として相当なのかもしれませんね。

これもアリ?

朝家を出るときに「出勤します」
夜、家に帰ってきたときに「帰宅します」とするのも、
悪くはない、ということになりますね。
 
朝の挨拶は「起床します」、寝る前は「就寝します」。
 
いただきますは「食事します」、
ごちそうさまは「食事しました」
(これだけ過去形になるのでイヤだけど……ほかに言葉が思いつかない!)
 

悪しからず

ごめんごめん、悪気はないから許してねー

というのが「悪しからず」。
これも謝っている度合いが薄い感じ。

悪気はないんだよ、ということを強調している感じがするからでしょうか。
ビジネス、特に目上の人に使うのはやめたほうがよさそうですね。

ただし、「悪しからずご了承ください」はアリのようですが。

まとめ

意味は通じるけど、やっぱりあいさつは和語がいいなあ、って思います。 
 
普段はビシッと、お硬めな政治家の方も、
 
謝罪します、本当にすみませんでした!
 
なーんて言ったら、意外と好感度上がっちゃうんじゃないかなーなんて。
 
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