大きくなってきましたね、どんどん。

それくらいいいじゃん。
まあまあ、そんなに怒らなくても。

さんざん言われながら、
友だちなくすかも、と思いながら。

記事数の多さ=信憑性アップ という勘違い

それでもうるさく言ってきたけど、正す人はほんのひと握り。

情報サイトを運営している企業も、
「うちは大丈夫」って。

記事数の多さ=信憑性アップ

そんな嘘っぱちを信じて作り上げた、
見かけだけの空っぽサイト。

それでも数字(アクセス数)が上がればいいやーって、
一番大切にしなくちゃいけない正確性とかクオリティを無視。

社員や外注を信じてたから、ということにして
ただチェックを怠った、管理側の責任が大きい。

ダメなことはしない?
著作権について教えてもいないのに?

そんな性善説、もう無理だってば。

バタバタと非公開化

その昔……もう10年近く前になるけど、
今回非公開になっている企業の、下請けの下請け、玄孫ぐらいの仕事をしていました。
当時は、そんな大きな企業の仕事だとは知らずにね。

最初はライターとして。
その後は、著作権チェッカーとして。

コピペが見つかると、担当ライターにしっかり書き直させて、
流用記事が出ないよう、朝から晩まで人の原稿読んでいました。

信じられないくらい短納期だから、
休みなく、睡眠時間も削って。

大変だったけど、安い仕事だったけど
それなりに誇りはあったのよ。
悪質な情報を、私が世に出るのを止めてるんだーって。

その企業も、最初はそうだったはず。
良い情報を世に広め、さらにそれがクライアントにとっても良い宣伝効果となっていて、
それこそwinwin。

これは素晴らしいコンテンツだーって誇りがあったはずなのよ。


あ、これも性善説か。

きっとイタチごっこ

一瞬は一掃されるだろうけど、
きっとまたグレイゾーンから悪は生まれるんだろうね。

でもその時はその時で、
また今のように、私は文句を言いつづけると思う。

それくらいいいじゃん。
まあまあ、そんなに怒らなくても。

そう言われながら。
友だちさらになくすかも、と思いながら。

でも、ライターという仕事に誇りを持ちながら。